MISSING PARTS OUTSIDE　〜DARKSIDE〜　口上


　はじめに　〜ことわりがき〜

　これは、特殊な成立の仕方をする物語です。
　まず、大前提としてゲーム「ミッシングパーツ」全６話+α の世界と物語があります。

　次に、拙作の二次創作「天秤の行方」の内容を踏まえる事になります。
　ここで描くのは「天秤」第１話または第３話で「バッドエンド」になった場合――何らかの原因で
　仲間達の手が恭介に届かず、遠羽市から彼が失われてしまった世界のその後を語る
　パラレルストーリーとなるからです。
　（設定と公開の都合上、ここでは“１話バッドエンド後”の物語として進行します）


　・・・・・・んでもって、我ながらかなりベタな内容だとは思うんですがっ！
　自分の頭の中でかなり強い力を持って生まれてしまった物語なんでどうにも放っておけず、
　「表」とあわせて読んでもらえば、そっちであまりおおっぴらに登場できないキャラクター達の様子やら
　あちらであまりはっきり見えなかった事件の裏側とかあったりするのでもしかしたら間違って
　面白がってくれる人がいるかも知れないと。
　（ほとんどやけくそ）

　で、「表」のあちらをトゥルーサイド、ライトサイドとするなら、こちらはパラレルサイド、
　そしていろいろな意味で「ダーク」サイドの物語です。

　そんなこんなで、本来の「ミッシングパーツ」の世界観からはズレてきてしまうだろうこと、
　ご覧の向きによってはかなり「痛い」お話の展開であること、
　また「表」の進行状況によるネタバレ防止或いは単に個人的な都合により
　定期的な更新が保証できないこと、

　・・・・・なんていうしょうもない条件ですが、それでもかまわないという方がいたら・・・いいなと。

　そして、もし見ていただけたなら――――　筆者より、密やかな感謝を。

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